終わり、始まり。
もう少しで野球のリーグ優勝が決まる時期であり、ロッテが優勝目指せる位置にいるために毎日ドキドキしてる。
野球シーズンが終盤になると始まるのがNBAの新シーズン。日本では野球やサッカーと比べて視聴者数少ないかもしれないバスケットボール。それの最高峰リーグNBAを見るために有料契約してまで見る人はぶっちゃけ少ない。
なのでNBAを見てほしいとまでは言わない。
もし見る機会があったり、日常会話で話すことがあった時で良いのでマイアミヒートを推してほしい。今シーズンだけでもいい。むしろ今シーズンこそ。
というかバトラーという男を応援してほしい。
バトラーは現在32歳。若いスーパースターというわけではない。このバトラーが今年ヒートと新たに延長契約をしました。
4年、約200億円。
この契約終わる頃にはおじさんになってます。そんな人に最高峰の契約をする価値はあるのか?という話もあります。
日本プロ野球で例えるなら今の年齢と契約終了時の年齢、最高峰年俸と考えるとホークスの柳田選手みたいな感じかな。そう思うと価値あると思いますよね。
でもそれはトップレベルの選手ならって話。
バトラーはどんな選手かと言うと、一番多く例えられてるのがスラムダンクのゴリ、赤木。
強いけど、でも彼より上の選手はいる。ただ強さよりバスケに対する姿勢が熱い。そんな人。
バトラーの幼少期は不遇でした。
まず両親が離婚。母親に引き取られてある程度は育ててもらったが、父の面影があるから出ていけ!と家を追い出されてホームレスとなる。
勉強とバスケットを頑張って奨学金を貰えば大丈夫だ!と努力をしている間に仲良くなった友人の家庭に養子として迎えられることになるが、この時期に必死になって努力することを身に付けたことが今のバトラーの強さになっている。
バトラーは天才ではなかった。努力を積み重ねて上手くなっていくタイプ。なのでドラフトはギリギリ指名された30位でした。指名されるだけで天才かもだけど。
超期待されていたわけではないので最初からスタメン起用なんてされることもない。でもバトラーは幼少期から努力することが習慣になっていて、さらに新しい家族への恩返しをするために練習を積み重ねて成長していきました。
そして徐々に試合に出るようになり、試合でも活躍できるようになりましたが、ここで新たな問題が起きます。
これが現実として起きてしまいました。
このこともバトラーがゴリと言われる理由。
ざっくり言うとバトラーが入ったチームはセンスが良くてバスケが上手い選手がたくさんいて、努力で成長したバトラーと温度差がありました。
努力することを押し付けるようなことは駄目だと思いますが、押し付けたくなるくらい他の選手が練習しなかった。
そこでバトラーは練習を真面目にやらない1軍メンバーとバトラー&真面目に練習してる3軍メンバーで試合して1軍メンバーを倒すという漫画みたいなことを成し遂げます。
すると、この後の展開は1軍メンバーが改心して……とはならず、バトラーは他のメンバーと問題を起こす問題児扱いされます。
そして、チームに対して呆れたバトラーはFAを決めます。
バスケに対する異常なほどの熱量を持った選手だから自分のチームに来たら問題を起こすかもしれない。と獲得を躊躇したチームもありましたが、このバスケ熱に対して完全にマッチしたチームがありました。
それが、ヒート。
ヒートは一年中暖かい地域であり、そのこともありチームもファンも熱いです。熱狂的な人が多い。
ヒートがバトラーをスカウトする際に言ったのは「私達は誰よりも練習をする」「私達は誰よりも走る」というバスケに対する姿勢の言葉。この言葉がバトラーの求めているものであり、ヒート加入となりました。
実際、ヒートの練習は軍隊のような鬼練習であり、全員がバスケに対して全力でした。
そしてようやく自分が馴染めるチームにたどり着いたバトラーは……
毎朝4時から練習するようになった。
みんなより努力して上手くなる。みんな努力するならさらに努力するしかないと。この姿を見てチームはバトラーを兄貴分として扱い、バトラー中心のチームとなった。
毎朝4時から練習するような狂人と同じ熱を持ってバスケをしろ!と言われたら昔の所属チームの気持ちが分からなくもない。というかヒートがおかしいのかもしれない。
じゃあ俺も4時から自主練するよ!という仲間が出てきちゃうチーム。
誰よりも努力してる姿を見てファンは応援し、仲間もバトラーのために努力します。
そしてバトラーと共に優勝することが自然とチームスローガンとなります。
そして今シーズン、優勝を目指すためにヒートは大きな補強をしました。バトラーを優勝させるための補強のようなものです。バトラーとの契約が終わるまでの4年間の間に優勝するための補強。なのでたぶん4年後のヒートは一時的に燃えカス状態になってしまうかもしれません。
でも、その時が来ることを承知で補強に踏み切ったチーム。それに応えるために練習を積み重ねるバトラーと仲間達。そんなバトラーと一緒に戦いたいと加入してきた新戦力。
この4年間が勝負となる。
でも4連覇してもいいんだよ。
そんな勝負の1年目。応援よろしくお願いします。
菊花賞はステラヴェローチェをやや軽視。
無理をさせなかったと言っているが、それでも調教で併馬に先着していないのは今までの調教パターンからすると違和感がある。強いのは分かっているけど違和感ある馬を1人気で買いたくない。あとやっぱり距離は合わなそう。
というか今年のメンバーは距離なんとかなりそうな馬があまりいない気がします。なので消去法的な選択になってしまいますが、粘り強さのあるタイトルホルダーは買いたい。あとは調教の仕上がり方を考えるとレッドジェネシス。人気サイドならこの2頭。オーソクレースが3番手評価。
ただこの3頭で決まるとステラ軽視しながらも結局人気決着かーってなりそうなので、穴で長距離適性ありそうなグラディアス、ローテ的に疲れがなさそうなエアサージュとアリーヴォ、長距離適性ない馬ばかりで前潰れ展開になった際のゼファーラジエル。ここを絡めてワイドで買います。